やっぱり一人の方が泳ぎやすい気がする。海はかなり慣れてきた、恐怖心はない。
ビーサン忘れて砂浜がめちゃめちゃ熱かった。
奥さんの自転車が中野区に撤去されてしまい、泣く泣く自転車購入、
(とりにいくと手数料5000円もとられる。)
ドッペルギャンガーという会社のFX01/stealthというもの。
ビジュアル系みたいなフォントのロゴシールは即座にはがす。
このデザインで折り畳み機構をなくしたのがあれば、なかなかいいと思うんだけど。
3日。なぜ、ニースなんかにひとりで…と自問自答しつつ…。祖母が新婚旅行でニースを訪れて、それはそれは海岸が美しかったと度々話していたので、一度見ておきたかった。バカンス真っ盛りのため、地方都市から集まってきた感じの若者も多い。同じフランス人でもパリ人とは服装や話声が全然違う。近くのマントンやサントロペとかのほうがのんびりしていてよかったかも。
シャガール美術館にて。マティスもシャガールの作品もおっとりとした平和な雰囲気。
ニースでよく見かけた花。
おいしかったわさび味のチップス。ちょっと苦い思い出のチップス。
2日の朝に着いたミラノは乗り換え駅であって、観光する予定ではなかったのだが、ニース行きの列車がいっぱいで2本送らせたため、約5時間あいた。ミラノ中央駅の手荷物預かり所でスーツケースを預け、ドゥオーモ近辺をプラプラすることにした。私はこの時点で、すっかり忘れていた。イタリアはスリが多いことを…。券売機で切符を買う時に、不覚にもジプシーの女のコに釣り銭(千円くらい)を持って行かれる…。切符の買い方を教えてあげるとすり寄ってきたので、無視していたのだけど…。一瞬の出来事だった。懲りずにドゥオーモを見て、ジェラートを食べてから、手荷物預かり所に戻ると、家族連れが「お財布をすられて、手荷物引き換え券がなくなってしまった」と話している…。数時間、街に出ただけなのに…。治安のいい国から電車で移ってきたばかりだと、イタリアに来たことの自覚があんまりなくて不用心になるのかも。
1日、19時23分発のウィーン→ミラノ行きの夜行列車アレグロナイトに乗る。初の寝台車でどきどき。
2人部屋の寝台券にしたが、利用者は私だけ。自分の部屋のようにリラックスできた。
車窓から朝陽。建物などから、イタリアに入ってきたんだなと実感。
簡単な朝ご飯を車掌さんが運んできてくれた。車掌さんは眠そう。
ウィーンのレオポルド美術館。教科書でよく見たエゴンシーレの自画像も。
レオポルド美術館のクリムト。クリムトの有名な「接吻」は、閉館30分前のヴェルヴェデーレ宮殿に駆け込み、拝んだのだけど、オーディオガイドの貸し出し係のおじちゃんに「もうすぐ閉まるから貸せないよ」とむげにも断られる。道に迷っちゃった私が悪いのだけど。素直にトラムに乗ればいいものを頑張って歩いてしまった。
ザルツブルグからウィーンへ。途中間違えてドイツのミュンヘンに行ってしまう。ドイツ人ってスイスやオーストリアの人に比べて、こちらが笑顔でもあんまり笑ってくれない。と、思ってすぐウィーンへ。
31日、ごはんを食べずにケーキを食い倒れることを決意。だって、本当にどれもおいしそうなんだもの。名前もどれも独特で面白い。デーメルでアイスコーヒーとケーキ(3個!)を食べるつもりが、違うものを注文してしまったらしく大きなパフェみたいものが運ばれてきて、まわりの観光客たちに「ええ〜!」って目で見られる。先に注文してしまったケーキは持ち帰りにした。左からザッハトルテ、シュヴァルツヴェルダー・キルシュトルテ、キルシュなんとか。
美術史博物館のカフェでカーディナルシュニッテ。苺味の甘さ控えめのムースが入っている。
美術史博物館のカフェ。おもいっきりゴミ箱が写ってた…。
オーストリアには自転車専用道路があり、スピードを出して走っている。間違って入ってしまうとすごい勢いでベルを鳴らされてしまう。あわや、ひかれるところだった。
28日、年に一度の音楽祭開催中のザルツブルグに来てしまった。わ〜い!チケットもないのに浮かれる。緊張したり、不安になることが続いていたが(泣)、この日は、奇跡的なことが起こり、夢見ごこちだった。音楽祭のチケットは半年以上前に予約開始されており、どの演目も完売でほとんど諦めていた。もしやとチケットセンターで聞いてみると、キャンセルがあったようで、リストのピアノリサイタルのチケットがとれた! しかも前から11列目中央席…。
モーツァルトの生家にて。モーツァルトの母や妹などの家族間でやりとりした手紙が公開されているのだが、心がこもった文面で感動する。そろそろホームシックになってきた。
コンセプチュアルな展示もあり、ちょっと面白いモーツァルト博物館。