27日にスイスの山岳地帯を走る氷河急行Glacier Expressに乗る。ホームの看板には日本語で「ようこそ」の文字が。時速30キロでかなりゆっくりのスピードだ。谷やら崖やら、とにかく窓から見える景色が半端ない。たくさん撮ったのに出来映えのいい写真はあまり撮れていなかった…。
川の水が透明…! 外の清らかな風景とは裏腹に事件が…。隣の席があいていたのだが、スイス人らしき男の人が座ってきて、撮った写真をメールで送ってくれとかいって、しつこく話しかけられる。軽くあしらっていたが、まわりの乗客にも何となく心配されている感じで、落ち着かない数時間だった。その人はツェルマットに着く前にメールアドレスのメモを置いていった。
雲ひとつない快晴。ツェルマットの街からは、こんな感じにマッターホルン様が顔をのぞかせている。ハイシーズンで街中、日本人観光客であふれていた。
マッターホルンが見えるはずのゴルナーグラート展望台は、山から結構距離があって、写真に撮ってもちょっと迫力にかけるかな。日本人団体様をよそ目にひとりもくもくと写真を撮る。
ホテルに飾ってあった絵。宿泊したル•プチホテルのおばさんがとても親切で嬉しかった。ツェルは観光客が多いし、おみやげ屋ばかりだけど、人をホッとさせるような雰囲気がある。
女子一人旅は考えものだ。ツェルマットのレストランでも事件が。感じのいいウェイターでドリンクをサービスしてくれてラッキーと思っていたのだが、話している目が真剣…。お会計を頼むと、エスプレッソも飲んでくれという。電車の時間が迫っているのに、なかなか会計してくれないので他のウェイターに頼むと、ふたたび現れて「これ僕のメアドと連絡先だから」とメモを渡される…。周りのお客さんも気づいておもしろがってる。
既婚女性が一人旅しないよ、ふつうは…。結婚指輪してても目に入らないよね。と今さらながら反省した。 やや放心状態でチューリッヒ行きの列車に乗車。チューリッヒから、オーストリアのザルツブルグに向かう。